25日、株洲時代新材料科技蒙西分公司の風力発電機ブレード生産工場。(オルドス=新華社記者/常博深)
【新華社オルドス4月26日】中国内モンゴル自治区オルドス市が実施する外国メディア向けプレスツアーは25日、鉄道・自動車用部大手、株洲時代新材料科技が同市東勝区に設立した蒙西分公司の風力発電機ブレード工場を訪れた。
同分公司は2019年設立の新エネルギー設備製造企業で、風力発電機ブレードを開発・生産する。第1期として建設した工場の敷地は323ムー(約22ヘクタール)で、90メートル以上の風力発電機ブレードを年間800セット製造できる。建設中の第2期の敷地は面積594ムー(40ヘクタール)で、今年12月の稼働開始を予定している。製造したブレードは西北地区と内陸地域に出荷しており、西北地区における風力発電機ブレード産業の生産能力配置に寄与している。
同社の陳超(ちん・ちょう)エンジニアは、二酸化炭素(CO2)排出量の30年までの減少転換、60年までの実質ゼロを目指す中国の「双炭」目標の下、クリーンエネルギーは高い将来性を秘めていると指摘。同社は現在、遠景科技集団(エンビジョングループ、再生エネルギー大手)や中国中車(CRRC、鉄道車両大手)など国有企業と取引しているが、今後は海外企業との協力も増やしていきたいと語った。(記者/常博深)pagebreak
25日、株洲時代新材料科技蒙西分公司の風力発電機ブレード生産工場で働く従業員。(オルドス=新華社記者/常博深)pagebreak
25日、株洲時代新材料科技蒙西分公司の風力発電機ブレード生産工場。(オルドス=新華社記者/常博深)pagebreak
25日、株洲時代新材料科技蒙西分公司のエントランス。(オルドス=新華社記者/常博深)pagebreak
25日、株洲時代新材料科技蒙西分公司の敷地に並ぶ風力発電機ブレードの完成品。(オルドス=新華社記者/常博深)