中国最大のトラフ型太陽熱発電所、発電量が過去最高に

中国最大のトラフ型太陽熱発電所、発電量が過去最高に

新華社 | 2023-04-25 13:51:04

   12日、内モンゴル自治区バヤンノール市のウラド中旗100メガワットトラフ型太陽熱発電所。(バヤンノール=新華社記者/李雲平)

  【新華社フフホト4月25日】中国内モンゴル自治区バヤンノール市能源(エネルギー)局はこのほど、パラボラ・トラフ型の太陽熱発電・蓄電プロジェクトで中国最大の設備容量(発電能力)を持つウラド中旗100メガワットトラフ型太陽熱発電所が、太陽熱発電所の年間発電量の国内記録を更新したと明らかにした。2022年4月1日から23年3月31日の1年間の発電量が、設計値を超える約3億3千万キロワット時に達した。

 同発電所は2018年6月に着工し、20年1月に送電を開始。21年10月に国のモデル検収に合格した。中国の第1期太陽熱発電モデルプロジェクトの中で単体規模が最大かつ蓄熱時間が最長のトラフ型太陽熱発電所であり、国内同緯度で初めての全負荷発電の太陽熱発電プロジェクトでもある。

 太陽熱発電と蓄電を一体化することで長期間の24時間連続全負荷発電も可能となっており、日没後も30万世帯の夜間電力需要を満たすことができる。(記者/李雲平)pagebreak

 12日、内モンゴル自治区バヤンノール市のウラド中旗100メガワットトラフ型太陽熱発電所。(小型無人機から、バヤンノール=新華社記者/李雲平)pagebreak

 12日、内モンゴル自治区バヤンノール市のウラド中旗100メガワットトラフ型太陽熱発電所。(小型無人機から、バヤンノール=新華社記者/李雲平)pagebreak

 12日、内モンゴル自治区バヤンノール市のウラド中旗100メガワットトラフ型太陽熱発電所。(小型無人機から、バヤンノール=新華社記者/李雲平)pagebreak

 12日、内モンゴル自治区バヤンノール市のウラド中旗100メガワットトラフ型太陽熱発電所。(小型無人機から、バヤンノール=新華社記者/李雲平)

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