
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地でリンゴを食べる赤ちゃんパンダ。(2022年12月29日撮影、成都=新華社記者/胥氷潔)
【新華社成都4月20日】中国四川省成都市で7月28日~8月8日に国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催する学生対象の国際総合競技大会「第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ夏季大会」が開催される。開幕まで100日となったことを記念して、成都の「一度訪れたら帰りたくなくなる」魅力を紹介したい。
美食の街、成都

世界川菜(四川料理)調理技能コンテストで披露された「回鍋肉」。(2021年10月18日撮影、成都=新華社記者/江宏景)
成都の美食といえば四川料理。日本の中華料理店では大抵、回鍋肉(ホイコーロー)や麻婆(マーボー)豆腐など四川料理の定番が味わえる。四川料理は中国四大料理の一つで、香辛料の「花椒(ホアジャオ)」や唐辛子を使った辛い味付けで知られる。成都は2010年にアジアの都市として初めて国連教育科学文化機関(ユネスコ)の食文化創造都市に認定された。成都では本場のおいしい四川料理が堪能できる。

成都の火鍋。(資料写真、成都=新華社配信)

成都の麻婆豆腐。(資料写真、成都=新華社記者/李卓璠)
悠久の歴史の街、成都

金沙遺跡博物館の陳列館ドーム。(資料写真、成都=新華社配信)
成都は数千年の歴史を誇る古都で、数多くの歴史・文化遺跡が保存されている。
今大会ではメインスタジアムや聖火リレートーチなどのデザインに「太陽神鳥」の要素が取り入れられた。太陽神鳥は、中国考古学の21世紀最初の重要な発見となった金沙遺跡で出土した。金沙遺跡には、紀元前12~7世紀(約3200~2600年前)に長江上流域の古代文明の中心だった古蜀国の都があったとされる。
「三国志」ファンにとっては、成都武侯祠(ぶこうし)も絶対に外せない。劉備(りゅう・び)や諸葛亮(しょかつ・りょう)、関羽(かん・う)、張飛(ちょう・ひ)など三国時代・蜀漢の英雄を祭る祠堂で、中国に現存する唯一の君臣合祀廟(びょう)とされる。世界で最も影響力のある三国遺跡の博物館でもある。

成都武侯祠の過庁(入り口ホール)。(資料写真、成都=新華社配信)
くつろぎの街、成都

成都市人民公園の鶴鳴茶社でお茶を飲みながらくつろぐ人たち。(2021年6月30日撮影、成都=新華社記者/沈伯韓)
ゆったりとした時間が流れる成都では、茶館のテラス席でお茶を飲んだり、麻雀(マージャン)をしたり、「川劇」を楽しんだりする人たちの姿がよく見られる。川劇は四川省の伝統芸能で、数十秒のうちに十数種類の臉譜(れんぷ、隈取)を次々に変える「変臉(へんれん)」は日本でも人気が高い。
成都ではジャイアントパンダも見逃せない。四川省はパンダのふるさと。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の個体数は22年末時点で237頭に上り、人工飼育下での繁殖個体数で世界最多を誇る。日本から返還されたシャンシャン(香香)、永明(えいめい)、桜浜(おうひん)、桃浜(とうひん)も成都の「実家」に戻った。同基地には、成年パンダも生まれたばかりの赤ちゃんパンダもいる。運が良ければ、野生のパンダに出会えるかもしれない。
世界ユニバは100日後に開幕する。選手たちの素晴らしい活躍に期待したい。(記者/彭純、李卓璠)

四川省成都市の観光名所、寛窄巷子(かんさくこうし)にある火鍋店で披露された「変臉(へんれん)」のパフォーマンス。(2019年8月4日撮影、成都=新華社記者/劉坤)

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で遊ぶ赤ちゃんパンダ。(2022年12月29日撮影、成都=新華社記者/胥氷潔)

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地でお披露目された赤ちゃんパンダ。(2022年12月29日撮影、成都=新華社記者/胥氷潔)