広州港南沙港区2期コンテナターミナルに停泊中のコンテナ船「MSC IRINA」。(資料写真、広州=新華社配信)
【新華社広州4月13日】中国で建造された世界最大級のコンテナ船「MSC IRINA」が11日、広東省広州港南沙港区2期コンテナターミナルを出港した。積み荷の人造石やタイルなど広東省製の製品は、エジプトやイタリア、スペイン、アラブ首長国連邦(UAE)などへ輸出される。
同船は全長399・99メートル、型幅61・3メートルで、コンテナ積載数は2万4346TEU(20フィートコンテナ換算)。南沙港では同船の寄港により、受け入れコンテナ船の最大記録を更新した。
広州税関によると、華南地域の重要な対外経済貿易ハブ港である南沙港区の国際貿易航路は3月末時点で151航路。1~3月のコンテナ取扱量は前年同期比3・9%増の430万2千TEUとなった。pagebreak
広州港南沙港区2期コンテナターミナルに停泊中のコンテナ船「MSC IRINA」。(資料写真、広州=新華社配信)