四川盆地のカンブリア紀シェール地層で大規模なガス資源発見

四川盆地のカンブリア紀シェール地層で大規模なガス資源発見

新華社 | 2023-04-11 14:55:49

   四川盆地に位置する「資201井」ガス田。(資料写真、成都=新華社配信)

  【新華社成都4月11日】中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)傘下で西南地域最大の天然ガス生産・供給会社、中国石油西南油気田は9日、四川省内江市に持つシェールガス井「資201井」の試験採掘で1日当たり73万8800立方メートルのガスが安定的に産出されたと明らかにした。中国で5億4千万年前のカンブリア紀のシェール地層から商業的開発価値を持つ大規模な産業用ガス層が掘り当てられたのは今回が初めてで、四川盆地にある深さ4500メートル以下のシェール地層の試験採掘で大規模な産業用ガス流量が得られたのも初めてとなる。予備的推計では、「資201井」単独の採掘可能埋蔵量は1億7千万立方メートルを超え、100万世帯余りが1年間に使うガスの量を賄えるという。

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