【新華社北京3月30日】中国共産党中央委員会と国務院はこのほど発表した「デジタル中国建設全体配置計画」で①デジタル経済のコア産業を大きく育て、デジタル産業の質の高い発展の推進に向けた措置を検討・作成し、国際競争力のあるデジタル産業クラスターを構築する②デジタル技術と実体経済の深い融合を進め、農業、工業、金融、教育、医療、交通、エネルギーなどの重点分野でのデジタル技術の革新的応用を加速させる③デジタル企業の発展や拡大を後押しし、大・中・小企業間の協調とイノベーションのメカニズムを整備、プラットフォーム企業の規範的かつ健全な発展を推進する-との方針を打ち出した。
中国のデジタル経済産業は近年、盛んな発展を遂げている。中国デジタル金融協力フォーラムがこのほど発表した「2022年中国デジタル経済金融情勢分析報告」は、22年の中国デジタル経済の規模が50兆元(1元=約19円)を超え、国内総生産(GDP)に占める割合が約41・0%に上昇するとの見通しを示した。デジタル経済のコア産業である情報伝送・ソフトウエア・情報技術サービス業に対するマイナス要因の影響は経済全体を大きく下回り、経済の回復と成長を力強く支えた。
計算力、クラウドサービス、データセンターなどの新型インフラはデジタル経済建設の土台になる。デジタル経済の発展が原動力となり、インフラサプライヤーは22年、各社とも好決算を実現した。
通信大手の中国聯合網絡通信(チャイナユニコム)は産業インターネット事業の売上高が28・6%増の704億5800万元に上り、売上高全体に占める割合は過去最高を更新、同社の発展をけん引する重要なエンジンとなった。同社は23年、設備投資を769億元に拡大、計算力ネットワークにその19・0%以上を投じ、デジタルの土台強化を図る計画だ。
データセンター運営会社の上海数拠港(シャンハイ・アットハブ)の発表した22年決算は、売上高が16・9%増の14億5500万元、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が21・5%増の10億2200万元だった。