民建三茶融合発展研究会、福建省武夷山市で設立大会

民建三茶融合発展研究会、福建省武夷山市で設立大会

新華社 | 2023-03-30 14:02:33

   【新華社武夷山3月30日】中国福建省武夷山市にある瑞泉岩茶博物館で26日、民建三茶融合発展研究会の設立大会が行われた。

   同省の茶産業の発展を後押しし、「三茶」(茶に関する文化や産業、科学技術)の一体的発展に貢献することを目的に設立。自動車用ガラス大手、福耀玻璃工業集団の曹徳旺(そう・とくおう)董事長らが名誉会長を務め、省内の著名な製茶会社の経営者や大学などで茶文化を教える教員らが会員に名を連ねた。

   設立大会では、専門家や学者、企業代表らが一堂に会し、「三茶」の一体的発展に向けた意見交換を行った。曹氏は、茶に関する科学技術の観点から見ると、標準化生産から大規模加工までの全てで科学技術の下支えが必要だと指摘。大手企業と研究機関が協力して茶に関する科学技術の革新に取り組み、精細な加工を施した製品の開発を支援すべきだとの考えを示した。

   今後は瑞泉茶文化博覧園の83ムー(約5・5ヘクタール)の敷地に試験農場や展示プラットフォームなどを建設し、茶と観光を融合させた「ティーツーリズム」を打ち出していく。茶産業の振興で地域の雇用創出にもつなげたいとしている。

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