台湾当局指導者の米国立ち寄りは「独立」画策の挑発行為 国台弁

台湾当局指導者の米国立ち寄りは「独立」画策の挑発行為 国台弁

新華社 | 2023-03-29 16:58:44

   【新華社北京3月29日】中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の朱鳳蓮(しゅ・ほうれん)報道官は29日、蔡英文(さい・えいぶん)氏が米国に立ち寄り、マッカーシー下院議長らとの面会を計画していることについて、次のように表明した。

   民進党当局は「独立」を画策するという政治的私利のため、さまざまな口実をもうけ、さまざまな機会を利用し、「独立」活動に従事している。台湾当局指導者のいわゆる「トランジット」は本質的に、米国に頼って「独立」を画策する挑発行為であり、「一中一台」「二つの中国」などを企図して作り出す「一つの中国」原則に反する事柄だ。機を伺って「台湾独立」の主張を国際的に売り込み、米国の反中国勢力の支持を得ようとたくらむものである。

   蔡英文氏の「トランジット」は、空港やホテルでおとなしく待機するものではない。さまざまな名目で米国の政府職員や国会議員と接触し、米台の公式往来を進め、外部の反中勢力と結託するものだ。彼女がマッカーシー下院議長と接触するなら、「一つの中国」原則に著しく反し、中国の主権と領土保全を損ない、台湾海峡の平和と安定を壊す新たな挑発となる。われわれはこれに断固反対し、必ず断固たる反撃措置を取る。

   米国に対し、「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定を厳格に順守し、蔡英文氏の立ち寄り、ましてや米政府関係者との接触を手配しないよう、「台湾独立」不支持の厳粛な約束を実際行動で実現するよう促す。

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