【新華社マカオ3月27日】中国マカオ特別行政区統計調査局はこのほど、2022年のマカオ特区のインターネット普及率が前年比1・5ポイント上昇の90%で、普及が一層進んでいると発表した。
年齢別では15~24歳が横ばいの99・5%で最も高かった。65歳以上は6・8ポイント上昇の72・1%で、高齢者の生活に情報技術(IT)がさらに浸透していることを示した。3~14歳は69・0%だった。利用頻度から見ると、毎日利用の習慣を持つ人の割合は0・3ポイント上昇の95・8%、1日の利用時間の中央値は3時間のままだった。
接続方式はモバイルインターネットと家庭用ブロードバンドが主流で、それぞれインターネットに接続している世帯の97・9%、91・2%を占めた。パソコン(PC)機器(タブレットPCやノートPCなど)を持つ世帯の割合は横ばいの72・4%(14万7400世帯)だった。
インターネット利用目的は政府サービスが95・9%、通信・ソーシャルプラットフォーム閲覧が95・2%、娯楽が81・4%、情報検索が78・1%となった。ネットバンキング・モバイル決済の割合は6・4ポイント上昇の67・1%で拡大を続けた。ネットショッピング利用者は15・6%増の20万4千人でネット利用者全体の35・8%を占めた。