習近平氏「人民至上を常に堅持すべき」

   【新華社北京３月１３日】中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は１３日、第１４期全国人民代表大会（全人代）第１回会議の閉幕会議で重要演説を行い、次のように述べた。

   われわれは常に人民至上を堅持しなければならない。社会主義現代化強国の全面的完成には、人民が決定的な力となる。全過程の人民民主を積極的に発展させ、中国共産党の指導、人民の主人公としての地位、法に基づく国家統治という三つの有機的統一を堅持し、人民が主人公であるという制度を健全化し、人民の意志を体現し、人民の権益を保障し、全人民の積極性・主動性・創造性を十分に引き出さなければならない。人民を中心とする発展思想を徹底し、分配制度を充実させ、社会保障体系を健全化し、基本的公共サービスを強化し、民生の最低ラインをしっかりと守り、人民大衆の緊急で困難な問題をしっかりと解決し、現代化建設の成果をより多くより公平に全人民に行き渡らせ、全人民の共同富裕を推進する上でより明らかで実質的な進展を絶えず収めなければならない。全国各民族人民の大団結、国内外の中華子女の大団結を絶えず強固にし、発展させ、あらゆる積極的要素を十分に引き出し、強国建設、民族復興の強大な力を結集しなければならない。