中国、自然資源の「戸籍」登録を開始

   【新華社北京３月１１日】中国自然資源部は１日、海南熱帯雨林国家公園など三つの生態重点区域の権利確認と登録を実現し、山地や河川、森林、農地、湖、草原、砂漠などの自然資源の「戸籍」となる登録リストを初公開したと明らかにした。

   自然資源登録リストに初めて登録された３カ所は、重要な生態機能を備えた典型的で代表的な自然生態区域。うち海南熱帯雨林国家公園は中国が最初に設立した国家公園の一つで、中国で最も集中し、最も多様で、最も保全状態がよく、最も大きく広がる大陸性島しょ型熱帯雨林でもある。江蘇大豊麋鹿（びろく）国家級自然保護区は重要な世界自然遺産であり、国際的に重要な湿地とされる。山東昆嵛山国家級自然保護区は山東省初の森林生態国家級自然保護区だ。