中国の白鶴灘水力発電所、全発電ユニットが検収に合格

中国の白鶴灘水力発電所、全発電ユニットが検収に合格

新華社 | 2023-03-04 15:49:15

  白鶴灘水力発電所。(2022年12月19日、小型無人機から、昆明=新華社記者/胡超)

 【新華社昆明3月4日】中国の発電大手、中国長江三峡集団はこのほど、白鶴灘水力発電所で発電ユニットの最後の1基(9号ユニット)が検収に合格したと明らかにした。これで中国が独自に開発、設置した同発電所の設備容量100万キロワットの発電ユニット16基全てが検収に合格した。

 同発電所は雲南省昭通市巧家県と四川省涼山イ族自治州寧南県の境を流れる金沙江の主流区間にある。左右両岸の地下に1基当たりの設備容量が世界最大の100万キロワットとなる発電ユニットを計16基設置。総設備容量は1600万キロワットに上る。

 湖北省の三峡ダム水力発電所に次ぐ世界第2位の水力発電所で、ここ数年の年平均発電量は624億4300万キロワット時。約7500万人の1年間の生活用電力需要を満たし、年間で石炭消費(標準炭換算)を約1968万トン、二酸化炭素(CO2)排出を約5200万トンそれぞれ削減できる。

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