香木の栽培で地元農家を豊かに　中国海南省

  ２２日、海南省儋州市にある那大沈香基地。（小型無人機から、儋州＝新華社記者／蒲暁旭）

  【新華社儋州２月２８日】中国海南省儋州（だんしゅう）市にある各種作物の栽培などを手掛ける海南那大農業開発は２０１７年から、香木の中でも非常に貴重な奇楠（きなん）沈香（じんこう）の栽培に力を入れ、自社を発展させながら、地元農民の雇用を創出している。同社は地元農民１００世帯以上に奇楠沈香の苗木１２万４千株を配布して、栽培や沈香の生成・採取などの技術研修を無料で行い、村民が収益を確保できるようにしている。沈香栽培は現在、地元の村民に富をもたらす産業となっている。pagebreak

２２日、海南省儋州市にある那大沈香基地に並ぶ沈香のブレスレット。（儋州＝新華社記者／蒲暁旭）pagebreak

２２日、海南省儋州市にある那大沈香基地で「勾香（こうこう）」の作業を行う職人。勾香とは原木から樹脂のない部分を取り除く作業を指す。（儋州＝新華社記者／蒲暁旭）pagebreak

２２日、海南省儋州市にある那大沈香基地で栽培されている奇楠沈香の苗木。（儋州＝新華社記者／蒲暁旭）pagebreak

２２日、海南省儋州市にある那大沈香基地で、奇楠沈香の苗木に点滴灌水チューブを設置する作業員。（儋州＝新華社記者／蒲暁旭）pagebreak

２２日、海南省儋州市にある那大沈香基地で、樹液の分泌を促進するためを奇楠沈香の幹に穴を開ける作業員。（儋州＝新華社記者／蒲暁旭）