【新華社北京2月23日】習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は22日、内モンゴル自治区アルシャー盟アルシャー左旗の露天掘り炭鉱で大規模な崩落事故が起きたことを受け、あらゆる手段を講じて行方不明者を捜索・救助し、負傷者の治療に全力で当たり、善後措置に万全を期すよう重要指示を出した。
李克強(り・こくきょう)国務院総理も行方不明者が多いことを強調した上で、捜索・救助に全力を尽くし、救助活動の安全を確保し、善後処置を適切に行うよう指示した。事故原因を早急に究明し、正確な情報を速やかに発表し、法律法規に基づき厳正に対処することも求めた。
事故は22日午後1時(日本時間同2時)ごろ起き、現時点で2人が死亡、6人が負傷、53人が行方不明となっている。