【新華社北京2月21日】中国の今年の春節(旧正月)で、交通機関が特別輸送態勢を取る「春運」期間(1月7日~2月15日)に移動した人の数は延べ約47億3300万人だった。中国国務院合同予防・抑制メカニズムの春運業務特別チームが発表した。うち、有償旅客数は前年同時期比50・5%増の15億9500万人となり、コロナ前の19年同時期の53・5%にまで回復した。
交通手段別の輸送旅客数は、鉄道が37・5%増の3億4800万人(19年同時期の85・8%)で、道路が55・8%増の11億6900万人(同47・5%)、水路が37・1%増の2245万2千人(同55・1%)、航空が38・7%増の5521万4千人(同75・8%)。高速道路の乗用車通行台数は11億8400万台、利用者数は約31億3800万人で、22年同時期比で18・6%、19年同時期比で17・2%それぞれ増加した。