「引江補漢」プロジェクト、トンネル水路の掘削始まる

   １８日、「引江補漢」水路トンネルの工事現場。（小型無人機から、丹江口＝新華社記者／肖芸九）

   【新華社武漢２月２１日】中国湖北省丹江口市で１８日、長江の水を漢江に送る「引江補漢」プロジェクトの幹線トンネル水路出口の掘削工事が始まった。同プロジェクトはトンネル掘削段階に入った。

   プロジェクトは、長江三峡ダム湖の水を漢江の丹江口ダム下流に送る。正式着工は２０２２年７月で、水路全長１９４・８キロのうちトンネル水路が１９４・３キロを占める。今回掘削が始まったトンネル出口区間の全長は５０８５メートル。

   「引江補漢」は三峡プロジェクト、南方地域の水を北方地域に送る「南水北調」に次ぐ中国の一大水利事業であり、総投資額は５８２億３５００万元（１元＝約２０円）、工期は９年。完成後は「南水北調」中央ルートの送水量と給水率を向上させるとともに、漢江流域の水資源配分能力を高め、華北地区と漢江流域により良い水源を提供する。pagebreak

   １８日、「引江補漢」水路トンネルの工事現場。（丹江口＝新華社記者／肖芸九）pagebreak

   １８日、「引江補漢」水路トンネルの工事現場。（丹江口＝新華社記者／肖芸九）pagebreak

   １８日、「引江補漢」水路トンネルの工事現場で重機を操作する作業員。（丹江口＝新華社記者／肖芸九）pagebreak

   １８日、「引江補漢」水路トンネルの工事現場。（小型無人機から、丹江口＝新華社記者／肖芸九）pagebreak

   １８日、「引江補漢」水路トンネルの工事現場。（丹江口＝新華社記者／肖芸九）pagebreak

   １８日、「引江補漢」水路トンネルの工事現場。（小型無人機から、丹江口＝新華社記者／肖芸九）