【新華社ベルリン2月18日】ドイツ連邦統計局は16日、2022年のドイツと中国との貿易額が2979億ユーロ(1ユーロ=約143円)に達し、中国は7年連続でドイツの最も重要な貿易相手国になったと明らかにした。中国からの輸入額は前年比33・6%増の1911億ユーロ、中国への輸出額は3・1%増の1068億ユーロだった。
中国は1980年には輸入相手国ランキングで35位だったが、90年には14位に順位を上げ、2015年以降は最大の輸入相手国となっている。
昨年の二国間貿易額の2位は米国で2478億ユーロ、3位はオランダで2336億ユーロだった。
同局は16日の声明で、22年の貿易黒字は797億ユーロで、00年以降最も低い水準に落ち込み、21年の1753億ユーロに比べ50%以上減少したとし、理由の一つとしてエネルギー輸入価格の大幅な上昇を挙げた。