5日、サウジアラビア・リヤドで、協力覚書に署名した香港取引所のニコラス・アグジンCEO(左)とサウジ証券取引所のハリド・アル・フサンCEO。(リヤド=新華社配信)
【新華社リヤド2月13日】サウジアラビアの首都リヤドでこのほど開かれたサウジ・香港投資フォーラムで、サウジ証券取引所(タダウル)と香港取引所が協力覚書を締結した。双方の金融市場の互恵・相互利益促進に向け、フィンテックや相互上場、その他双方が関心を寄せる分野で協力機会を探る。
香港取引所のニコラス・アグジン最高経営責任者(CEO)は、サウジと中東地域は世界で最も活力のある経済・イノベーションの中心地の一つだとし、香港と香港取引所は世界の投資家と企業に中国市場とのつながりを含む多くの機会を提供すると表明した。
サウジ証券取引所のハリド・アル・フサンCEOは、協力覚書の締結が香港市場との協力拡大、同国の資本市場の魅力向上につながると指摘。サウジの資本市場が東洋と西洋を結ぶ投資のハブとなることを望むと述べた。