3日、湖北省宜昌市の三峡ダム。(小型無人機から、宜昌=新華社配信/鄭家裕)
【新華社武漢2月6日】中国電力大手の中国長江三峡集団は、昨年冬入り後に長江の補水調整を開始して以降、三峡ダムなど長江本流のカスケード式ダムの下流への補水量が3日時点で100億立方メートルを超えたと発表した。
同集団は昨年11月5日、冬から春にかけてひっ迫する水資源需給を解決するため、水利、水運、電力各部門などとの調整を強化し、長江本流のカスケード式ダム6カ所の渇水期の補水調整を実施した。今回の調整は三峡ダムが完成して以降、最も早い時期に実施された補水調整となる。100億立方メートルの補水は、長江中・下流域の水不足を効果的に緩和した。
3日、湖北省宜昌市の三峡ダム。(小型無人機から、宜昌=新華社配信/鄭家裕)
3日、湖北省宜昌市の三峡ダムで、船舶昇降機の手前に停泊する船。(小型無人機から、宜昌=新華社配信/鄭家裕)