中国湖南省の高速道路で連続玉突き事故　１６人死亡

  ４日、玉突き事故の現場。（長沙＝新華社記者／謝奔）

  【新華社長沙２月６日】中国湖南省の高速道路交通警察局は５日、許広高速（河南省許昌市－広東省広州市）の湖南省長沙市望城区区間で４日午後５時（日本時間同６時）ごろ、５件の玉突き事故が相次ぎ、計１６人が死亡したと発表した。

  事故があったのは同高速の南起点から６７６キロの区間。約１０分間で連続して起き、一部の車両が炎上した。うち１件では車７台が巻き込まれ７人が死亡、３件では１１台、１０台、９台が巻き込まれそれぞれ３人が死亡した。残り１件では１２台が巻き込まれたが死者はなかった。負傷者は計６６人で、すでに病院に搬送されている。うち８人は重傷だが命に別条はないという。