【新華社香港1月20日】中国香港特別行政区の香港国際空港を運営する香港空港管理局(AAHK)が16日に発表した同空港の2022年の旅客数は570万人で、前年の4・2倍となった。貨物取扱量は16・4%減の420万トン、発着回数は4・2%減の13万8700回だった。
12月の旅客数は160万人で、前年同月の10・4倍になった。中でも東南アジア線と日本線の旅客数が大きく伸びた。発着回数は8・7%増の1万5770回だったが、貨物取扱量は26・4%減の35万1千トンに落ち込んだ。輸入貨物は33・0%、輸出貨物は26・0%それぞれ減少した。
同局の林天福(フレッド・ラム)最高経営責任者(CEO)は、特区政府が下半期(7~12月)に新型コロナウイルスの水際対策や観光受け入れ制限を緩和したことにより、空港の旅客数も第4四半期(10~12月)に回復が見られたと説明。内地との通関が秩序的、全面的に再開されたことで空港旅客数は引き続き回復するとの見方を示した。