21日、ナイジェリアのラゴスで完成したLRT。(ラゴス=新華社配信)
【新華社ラゴス12月24日】ナイジェリア南西部のラゴス州でこのほど、中国企業が建設を進めていたLRT(軽量軌道交通)ブルーラインの第1期工事が完了し、竣工式が開かれた。LRTが同州で完成するのは初めてとなる。
式典では同州のババジデ・サンウォオル知事が、LRTブルーラインは同州の交通発展史の一里塚だとあいさつし、開通後は沿線地域の交通状況や移動の利便性の大幅な向上につながると期待を示した。
儲茂明(ちょ・ぼうめい)駐ラゴス中国総領事もあいさつに立ち、大型インフラプロジェクトはその国の経済発展に活力を与え続けることができると指摘。中国企業は今後もナイジェリアへの投資や同国との経済・貿易取引を拡大し「一帯一路」共同建設の模範となるプロジェクトをより多く実施することで、両国関係の着実な発展を促進していくと述べた。
ラゴスのLRTブルーライン第1期プロジェクトは、2010年7月に着工。13キロの区間に駅が5カ所設けられた。建設は中国の鉄道建設大手、中国鉄建傘下の中国土木工程集団が請け負った。pagebreak
21日、ナイジェリアのラゴスでLRTの列車に試乗する招待客。(ラゴス=新華社配信)pagebreak
21日、ナイジェリアのラゴスでLRTの列車に試乗する招待客。(ラゴス=新華社配信)pagebreak
21日、完成したLRTのテープカットを行う招待客。(ラゴス=新華社配信)pagebreak
21日、ナイジェリアのラゴスでLRTの列車に試乗する招待客。(ラゴス=新華社配信)