銀聯国際、インドネシア国営銀行BNIと協力協定

銀聯国際、インドネシア国営銀行BNIと協力協定

新華社 | 2022-11-23 13:39:39

   18日、インドネシア・ジャカルタで開かれた銀聯国際とバンクネガラインドネシアの協力協定締結式。(ジャカルタ=新華社配信)

   【新華社ジャカルタ11月23日】中国カード決済大手、中国銀聯(ユニオンペイ)の国際事業子会社、銀聯国際(ユニオンペイ・インターナショナル)は18日、インドネシアの国営銀行バンクネガラインドネシア(BNI)と協力協定を締結したと発表した。インドネシアでの銀聯ネットワークがさらに整備される。

   BNIに加盟する店舗で銀聯カード、銀聯モバイル決済サービスが利用できるようになるほか、現地の主要電子商取引(EC)事業者も銀聯カードに対応する。同国での銀聯カード対応率は95%となり、うち半数以上で銀聯モバイル決済も利用できる。

   銀聯国際の董事長を務める中国銀聯の蔡剣波(さい・けんは)総裁は今回の協力について、銀聯国際が進める相互接続ネットワークの新たな成果だと強調。インドネシアで銀聯によるカード決済、モバイル決済、インターネット決済のサービスレベルが向上すると説明した。同国を訪れるビジネスパーソンや観光客の中で高まる決済需要に応えるだけでなく、現地の住民や留学生などの日常的な決済需要も満たすとし、将来的には現地でのカード発行やデジタルウォレット(電子財布)などの分野でも協力を進める方針を明らかにした。

   BNIのコリーナ・レイラ・カルナリエス副頭取は、インドネシアの銀行業界がデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速していることに触れ、銀聯国際との協力が国内での銀聯カード取り扱い規模を一層拡大し、店舗や消費者に便利なデジタル決済サービスを提供することにつながると説明した。

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