マカオへの直接投資流入、２１年は３８２億パタカ

   【新華社マカオ１１月２３日】中国マカオ特別行政区政府統計調査局が公表した最新資料によると、２０２１年のマカオへの直接投資流入額は３８２億パタカ（１パタカ＝約１８円）、２１年末時点の累計は前年比１２・４％増の３３３７億６千万パタカだった。

   統計によると、２１年にマカオへの直接投資を行った主体の投資収益（税引利益や利子収入など）は１５９億４千万パタカだった。投資分野別にみると、金融業では投資収益が前年比９８・３％増、卸売・小売業は３・９倍、不動産開発・賃貸・販売業は７０・６％増となった。

   ２１年のマカオ企業による域外直接投資は２５７億８千万パタカ、投資収益は８億８千万パタカだった。２１年末時点のマカオの域外直接投資は累計で３６・１％増の９９９億４千万パタカとなり、うち内地への直接投資は１６・７％増の７５６億２千万パタカだった。