習近平主席、ハリス米副大統領と短時間会話

   中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は１９日、タイ・バンコクでアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）非公式首脳会議に出席した際、求めに応じて米国のハリス副大統領と短く言葉を交わした。（バンコク＝新華社記者／丁海濤）

   【新華社バンコク１１月２０日】中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は１９日、タイ・バンコクでアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）非公式首脳会議に出席した際、求めに応じて米国のハリス副大統領と短く言葉を交わした。

   習近平氏は次のように述べた。私とバイデン大統領のインドネシア・バリ島での会談は戦略性と建設性に富むものであり、次の段階の中米関係にとって重要な指導的意義を持つ。双方が相互理解を一段と増進させ、誤解や判断ミスを減らし、両国関係を健全で安定した軌道に戻すよう共に推進することを希望する。副大統領がこのために積極的な役割を果たすよう望む。

   ハリス氏は次のように述べた。両国元首がこのほど行った会談は成功を収めた。米国は中国との対抗や衝突を求めておらず、双方はグローバルな問題で協力を進め、意思疎通ルートを円滑に保つべきだ。