【新華社バンコク11月18日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は17日午後、タイ・バンコクで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)最高経営責任者(CEO)サミットに書面演説を寄せた。
習近平氏は、新たな情勢の下で歴史の経験と教訓をくみ取り、時代の挑戦に立ち向かわなければならないと強調。アジア太平洋地域の経済統合を揺るぎなく進め、発展の新たな局面を共に開拓し、アジア太平洋運命共同体を構築しなければならないと指摘し、①平和発展の基盤強化②人民中心理念の堅持③よりハイレベルな開放枠組みの構築④より高度な相互接続の実現⑤安定かつ円滑な産業チェーンとサプライチェーンの構築⑥経済の改善と高度化の推進-の六つの提案を行った。