習近平主席、アルゼンチンのフェルナンデス大統領と会談

   中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は１５日午後、インドネシアのバリ島でアルゼンチンのフェルナンデス大統領と会談した。（バリ＝新華社記者／饒愛民）

   【新華社バリ１１月１６日】中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は１５日午後、インドネシアのバリ島でアルゼンチンのフェルナンデス大統領と会談した。

   習近平氏は次のように指摘した。今年は中国とアルゼンチンの関係史上、過去を受け継ぎ未来を開く重要な年である。私はあなたと共に、２０２２中国・アルゼンチン友好協力年の開催を宣言し、両国の国交樹立５０周年を盛大に祝い、各分野の交流と協力を新たな段階へと引き上げた。中国とアルゼンチンはともに発展途上の大国、新興市場国だ。双方は戦略的高みから両国関係の青写真を描き、両国の全面的戦略パートナーシップが絶えず新たな成果を得られるよう推進しなければならない。

   習近平氏はまた、次のように強調した。中国はアルゼンチンと国政運営の経験交流を強化し、互いが自国の国情に合致し、人民の期待と時代の要求に沿った発展の道を歩むことを支持し、互いが主権と安全、発展の利益を守ることを支持していきたい。双方は文化やメディア、教育、スポーツ、青年、地方などの分野で交流と協力を実施し、質の高い「一帯一路」共同建設協力を加速させ、農業やエネルギー、インフラ、航空宇宙などの分野の協力を深化させ、開拓すべきだ。中国はアルゼンチンの良質な製品をより多く輸入したい。

   習近平氏はさらに次のように強調した。中国はアルゼンチンと共に、中国・ラテンアメリカフォーラムを充実させ、平等と互恵、革新、開放、民生優先という新時代の中国・ラテンアメリカ関係を深化させていきたい。主要２０カ国・地域（Ｇ２０）などの多国間プラットフォームで緊密に連携し、真の多国間主義を実践し、世界発展イニシアチブ、世界安全保障イニシアチブを実行に移し、手を携えて人類運命共同体を構築していきたい。pagebreak

   中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は１５日午後、インドネシアのバリ島でアルゼンチンのフェルナンデス大統領と会談した。（バリ＝新華社記者／饒愛民）