中国とEU、経済・貿易・投資面で協力拡大の勢い持続

中国とEU、経済・貿易・投資面で協力拡大の勢い持続

新華社 | 2022-11-16 10:33:55

   【新華社ブリュッセル11月16日】中国と欧州連合(EU)は今年に入り、経済・貿易・投資面での協力拡大の勢いを持続している。相互関係の安定的かつ長期的な発展を推進し、世界の経済発展により多くの安定性と新たな原動力をもたらしている。

   2021年の中国とEU間の貿易額は初めて8千億ドルを超え、双方向の投資は累計で2700億ドルを超えた。今年1~8月の貿易額は前年同期比8・8%増の5752億2千万ドル、EUの対中投資は前年同期の2・2倍以上となっている。

   21年の中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の運行数は前年比22%増の1万5千本、貨物輸送量は29%増の146万TEU(20フィートコンテナ換算)で、いずれも過去最高を更新した。現時点で82路線を運行し、中国と欧州の24カ国200都市を結ぶ。

   ここ数年、中国とEU間の経済・貿易関係は多くの分野でより深いレベルへと発展してきた。中国車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)はハンガリーで工場の建設プロジェクトを開始した。比亜迪(BYD)や上海蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車などの電気自動車(EV)メーカーは北欧の新エネルギー車市場開拓に力を入れている。発電大手の上海電力はマルタのゼロカーボン化に協力しているほか、電子商取引(EC)大手アリババグループの物流子会社の菜鳥網絡(ツァイニャオ・ネットワーク)は、欧州で7カ所の仕分けセンターを始動させている。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。