【新華社北京11月8日】中国国家外貨管理局が7日発表した10月末時点の外貨準備高は3兆524億ドルで、9月末から235億ドル(0・77%)増加した。
10月は主要国の金融政策予想やマクロ経済データなどの影響を受けてドル指数が小幅に下落し、世界の金融資産価格は一部で上昇、一部で下落した。為替レートや資産価格変動などの要因が総合的に作用し、中国の外貨準備高は拡大した。
同局は今後の見通しについて、中国経済は強靭(きょうじん)で、潜在力も十分にあり、融通の余地も大きいとし、長期的に上向くファンダメンタルズ(基礎的条件)に変化はなく、引き続き外貨準備高の総体的な安定を支えていくとの見方を示した。