【新華社北京11月4日】中国銀行間債券市場の監督機関、中国銀行間市場交易商協会(NAFMII)はこのほど、同協会で登録済みのパンダ債(本土外企業による人民元建て債券)の1~9月の発行額が前年同期比8・7%増の754億元(1元=約20円)だったと発表した。中でも国際開発機関の発行額は115億元と27・8%増加した。
9月末時点のパンダ債残高は1677億8千万元で、2021年末より288億6千万元増えた。パンダ債は中長期債が中心となり、調達した資金は主に本土で使われる。本土外機関の人民元建て資金の調達ニーズを満たすとともに、中国の実体経済の発展を支えている。