中日韓３カ国専門家対話、ソウルで開催

 【新華社ソウル１０月２９日】韓国のソウルで２７日、中日韓３カ国による専門家対話が開かれた。４０人余りの専門家や学者が会場とオンラインで参加し、３カ国の相互信頼と協力をいかに高めるかなどのテーマについて意見を交換した。

 中日韓三国協力事務局の欧渤芊（おう・ぼつせん）事務局長はあいさつの中で、中日韓協力は任意の選択肢ではなく必須の選択肢だと指摘。不確定要素と不確実性に満ち溢れる時代には、３カ国の協力をいかにして着実に進めていくかを探る必要があるとした上で、中日韓の協力は、北東アジアの平和と安全、経済的繁栄、人々の幸福を維持するための鍵になると述べた。

 対話は、韓国グローバル戦略協力研究院、韓国世宗研究所日本研究センター、韓国の嘉泉大学アジア文化研究所、中国の山東大学北東アジア学院、慶應義塾大学朝鮮半島研究センターなどが共催した。