北京冬季五輪、世界視聴者数20億人超す IOC発表

北京冬季五輪、世界視聴者数20億人超す IOC発表

新華社 | 2022-10-22 18:20:36

 【新華社北京10月22日】国際オリンピック委員会(IOC)は20日、「北京冬季五輪市場マーケティングリポート」を発表し、第三者調査機関のデータとして、ラジオ・テレビやデジタルプラットフォームによる2022年北京冬季五輪の視聴者数が20億1千万人となり、前回冬季大会の2018年平昌五輪から5%増加したと明らかにした。

 リポートによると、今回の大会は放送のデジタル化が最も進んだ冬季五輪となった。また、調査対象となった参加選手が北京冬季五輪を高く評価し、大会での新型コロナウイルス対策に満足していると答えた。このほか、IOCの17~21年の総収入は76億ドル(1ドル=約148円)で、うちメディアの放送権料による収入が61%を占めた。

 今回の調査は第三者機関がIOCを代表し、北京冬季五輪に参加したメディア、観客、選手を対象に実施した。うち観客の範囲は16カ国・地域の2万8千人に及んだ。

 全世界の視聴者が放送権者(RHB)のチャンネルを通じて北京冬季五輪を視聴した時間は合計7130億分間で、前回の平昌冬季五輪から18%増加した。また、RHBのデジタルプラットフォームによる放送時間は過去最長の12万670時間だった。大会期間中の五輪公式サイトとスマホアプリの利用者数は6800万人に上り、平昌冬季五輪の2倍以上となった。

 グローバルパートナーについては、17~21年のIOCのスポンサー料収入が13~16年の収入の2・3倍になった。ライセンスビジネスの面では、IOCは公式マスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」関連のライセンス商品を特に評価し、その販売数はライセンス商品全体の69%を占めたと明らかにした。

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