中国のGDP当たりエネルギー消費、10年間の平均減少率3・3%

中国のGDP当たりエネルギー消費、10年間の平均減少率3・3%

新華社 | 2022-10-12 18:33:11

   【新華社北京10月12日】中国国家統計局がこのほど発表した中国共産党第18回全国代表大会(2012年11月)以降の経済・社会発展成果に関する報告書によると、21年の国内総生産(GDP)当たりエネルギー消費量は12年に比べ26・4%低下した。10年間の年平均減少率は3・3%、標準炭換算で約14億トンのエネルギーを節約した。

   エネルギー生産は構造転換が進み、クリーンエネルギーの割合が高まった。非化石エネルギーの発電設備容量は21年に初めて石炭火力発電を上回って11億2千万キロワットに達し、総設備容量の47・0%を占めた。水力、風力、太陽光発電の設備容量はいずれも3億キロワットを超え、複数年にわたり世界一を維持した。

   エネルギー消費のクリーン・低炭素化が進んだ。21年のエネルギー消費量全体に占める割合は石炭が12年の68・5%から12・5ポイント減の56・0%、石油が17・0%から1・5ポイント増の18・5%、天然ガスが4・8%から4・1ポイント増の8・9%、1次電力とその他のエネルギーは9・7%から6・9ポイント増の16・6%となった。

   1人当たりのエネルギー消費量は増え続けた。20年の1人当たりエネルギー消費量(標準炭換算)は12年比18・9%増の3531キロとなり、年平均で2・2%増加した。

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