「漢語橋」世界中国語コンテスト欧州チャンピオンが語る中国

「漢語橋」世界中国語コンテスト欧州チャンピオンが語る中国

新華社 | 2022-10-09 17:16:13

   【新華社ロンドン10月9日】英国の青年キャメロン・パターソン(中国名・康可)さんは、大学在学中に「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト欧州チャンピオンの座に輝いた。初めて中国に来たのは小学生の時。当時は中国語を一言も話せなかった。パターソンさんは「中国での日々が私に多くのことを教えてくれた」と振り返り、中国のここ数年の発展ぶりは想像を超えていると語った。
   パターソンさんの故郷は英国ウェールズの首府カーディフで、2003年、8歳の時に両親と共に中国に移り住んだ。中国での10年間、山西省大同市、江蘇省連雲港市、山東省青島市、広東省湛江(たんこう)市、上海市で暮らし、学校に通った。英国に帰国後は「漢語橋」コンテストに積極的に参加し、15年に英国エリアの1等賞を獲得。世界コンテスト決勝で欧州チャンピオンに輝き、優れた表現力が審査員と観客から称賛された。
   カーディフの小学校の校長は当初、パターソンさんを中国に連れて行くという父親の決定に理解を示さなかったという。だが、父親は中国の発展の可能性の大きさと中国語の習得が将来必ず役立つことを信じていた。パターソンさんは中国の大きな変化を自ら体験し、父親の正しさを実感している。ここ数年、中国に来るたびにかつて暮らした街の発展ぶりに驚かされている。
   パターソンさんは中国と英国の生活と文化を深く体験したことで、異文化交流の重要性をより深く感じるようになったという。中英文化交流の懸け橋となり、英国人が「中国に対する偏見から脱却」する手助けをし、英国人に中国をより深く理解してもらいたいと語った。

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