新華社の独占インタビューに応じるニュージーランド中国友好協会のデーブ・ブロムウィッチ前会長。(6月9日撮影、ウェリントン=新華社記者/郭磊)
【新華社ウェリントン10月8日】ニュージーランド中国友好協会のデーブ・ブロムウィッチ前会長がこのほど、新華社の単独インタビューに応じ、中国共産党と人民の関係を「奉仕」というキーワードで表現し、中国共産党と中国政府は人民の幸福のために奉仕し努力していると語った。
同氏は、中国共産党と中国政府に対する支持率が非常に高い理由について、人民の生活水準の持続的な向上と中華民族の復興という誇りがあるからだと指摘。「人間の基本的な権利とは、食べる物と住む場所があり、教育を受けることだと私は考える。中国がこれだけ多くの人口を抱えながら、この三つを実現するのは容易なことではない。中国の人々が自分たちの党と政府を支持する理由はここにある」と述べた。
また、中国がこの数十年で、数億人を絶対的貧困から脱却させたことは素晴らしい成果だとし、中国は大きく変貌を遂げ、インフラ整備の面でも天地がひっくり返るほどの変化が起きたと指摘。中国は自らが発展を遂げる一方、世界の多くの発展途上国と積極的に協力し、中国の発展の経験は多くの国に手本とされており、南南協力や「一帯一路」共同建設などが関係各国に利益をもたらしていると語った。
今年はニュージーランドと中国の国交樹立50周年に当たり、ニュージーランド中国友好協会の設立70周年でもある。同氏は、両国関係の未来について①若い世代の緊密な交流と相互理解②二国間の経済・貿易関係の安定的な発展③国際的な発言権の争奪-の3点が極めて重要との見方を示した。
同氏は「中国で長い間、一般の人たちと共に生活したことで、中国がどこから来て、どこへ行こうとしているのか、真に理解することができた。ニュージーランド人、特に若い人に、中国に行ってこの国の政府と人民を知り、本当の中国を知ってほしい」と語った。