北京大興国際空港、開港後３年で旅客数５２００万人超

   【新華社北京９月２９日】中国北京大興国際空港が２５日、開港３周年を迎えた。３年間で旅客数は５２００万人を超え、航空機発着回数は約４５万回、貨物・郵便物取扱量は約３７万トンに上った。
   同空港の責任者によると、同空港はこの３年間に航空会社各社と共同で国際ハブ空港の航空路線網構築を進め、航路網の利便性を高めてきた。現在、国内の航空会社２６社が２６６路線を運航し、就航地は１８５カ所に及ぶ。
   同氏は「大規模な一体型総合交通ハブにとって、アクセシビリティーは非常に重要だ」と強調した。同空港はこの３年、高速道路４路線、軌道交通３路線など、北京都心部をダイレクトに結び、京津冀地域（北京・天津・河北２市１省）をカバーする交通網の構築に積極的に取り組んできた。また、シティエアターミナル４カ所も運用を開始し、搭乗手続きや手荷物の預け入れ、手荷物検査などの一体的なサービスを提供している。