【新華社北京9月28日】習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席はこのほど、まもなく出版される「復興文庫」に「復興の道を揺るぎなく前進する」と題する序文を寄せた。全文は次の通り。
歴史を記し、歴史を残すことで啓発し、人を教育するのは中華民族の数千年続く伝統である。「復興文庫」の編さんは党中央が実施を承認した重要プロジェクトである。わが党が人民をリードして近代的社会主義国家の全面建設の新たな征途に踏み出すに当たり、この典籍の出版はわれわれが歴史的自信を固め、時代の大勢を捉え、中国の道を歩み、中国式近代化によって中華民族の偉大な復興を推進する上で非常に重要な意義がある。
中華民族は世界の偉大な民族で、人類文明の進歩に不滅の貢献をした。近代以降、中華民族は未曾有の災難に遭った。その時から、中華民族の偉大な復興の実現は中国人民と中華民族の最も偉大な夢となった。数え知れぬ志士は志を曲げることなく絶えず探求し、奔走、呼び掛け、奮起して戦った。中国共産党は成立後、人民を団結させ導き、前人のしかばねを乗り越えて極めて苦しい闘争を行い、マルクス主義の指導的地位を堅持し、中華民族の偉大な復興を実現する正しい道を見い出した。革命、建設、改革の各歴史的時期のたゆまぬ努力を経て、立ち上がり、豊かになることから強くなることへの偉大な飛躍を迎え、中華民族の発展の歴史で最も波瀾万丈の一章を記した。中華民族の偉大な復興は未曾有の明るい前途を示した。歴史と実践が立証しているように、中国共産党の確固たるけん引の下、科学的な理論による指導と正しい導きを堅持し、億万人民の団結奮闘の勢いあふれる力を結集することで、中国人民は中国の発展・進歩の運命を自らの手にしっかりと握ることができる。
偉大な復興を実現する歴史的道のりにおいて、代々の中華民族の先進分子と優秀な子女が模索、奮闘、犠牲、創造を行い、重要な歴史的価値と時代の意義のある大量の貴重な文献を残した。大型歴史文献叢書「復興文庫」を編さん・出版する目的は、近代以降の重要思想文献を選択・編集することで、先人の開拓を記録し、後継者の奮闘を啓発することにある。
歴史は最も良い教科書だ。全ての前進において、歩いてきた道を忘れてはならず、どれほど遠くまで行っても、どんなに輝かしい未来にやって来ても、歩いてきた過去を忘れてはならない。現在、世界で百年来の大変局が急速に進み、中華民族の偉大な復興は鍵となる時期に入った。われわれはこれまで以上に歴史を鑑とし、過去を知り、未来を見通す必要がある。
党史の学習を踏まえ、中国の近代史、中国の歴史をしっかりと学び、われわれはどこから来て、どこへ向かうべきなのか、中国共産党員の使命は何なのか、これまでに何をしたのか、今後何をすべきなのかをはっきりさせ、過去にわれわれはなぜ成功できたのか、今後いかに成功を続けるのかをはっきりさせなければならない。文化への自信を固め、文化的自覚を強め、革命文化を伝承し、社会主義先進文化を発展させ、中華の優れた伝統文化の創造的転化、革新的発展を促し、中華民族が共有する精神的故郷を築かなければならない。歴史の精華を抽出し、理論の刷新を推し進め、中国の学術の繁栄、中国の理論の発展を一段と促し、中国の思想を伝え、マルクス主義の中国化・時代化を絶えず後押ししなければならない。理想・信念を固め、精神力を結集し、新時代に中国の特色ある社会主義をより一層堅持、発展させ、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現のために、われわれの世代の知恵と力をささげ、われわれの世代に属する業績と栄光を創造しなければならない。