契約プロジェクト投資総額、過去最高の4千億元超に 中国・ASEAN博覧会

契約プロジェクト投資総額、過去最高の4千億元超に 中国・ASEAN博覧会

新華社 | 2022-09-20 09:20:04

 【新華社南寧9月20日】第19回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会の契約調印式が16日、広西チワン族自治区南寧市で行われ、各方面の協力プロジェクト計267件が締結された。投資総額は4130億元(1元=約20円)で、前回から37%増え過去最高を記録した。

 今回締結された投資協力プロジェクトは、重大プロジェクトが多く、投資規模が大きく、地域協力が広範にわたっている。平均投資額は15億元で、50億元以上の案件は11件に上る。契約を締結したプロジェクトはハイエンド金属新素材、グリーン環境保護、軽工業・紡績、大健康(健康管理から医療医薬、リハビリ、介護までを含めた健康医療)・文化観光スポーツ、グリーン新規化学物質、機械装置製造の六大産業に焦点を当てており、契約額は全体の70%以上を占め、引き続き地域の質の高い発展に貢献する。

 地域投資協力の重要な交流プラットフォームとして、ますます多くの企業が経済・貿易取引を拡大するために同博覧会を利用している。シンガポール・PSAの欽州港新エネルギープロジェクト、インドネシア・シナルマスグループの欽州金桂SBラテックスプロジェクト、タイ・チャロン・ポカパン(CP)グループの扶綏(ふすい)飼料工場プロジェクトなどが契約を締結した。国内の関連企業も同博覧会のプラットフォームを利用して、地域の融合・発展に強い推進力を与えている。粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)、長江経済ベルト、京津冀(北京市・天津市・河北省)地域など重点地域の企業のプロジェクト契約額は、全体の76%に達した。

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