15日、初めて一般公開された有人宇宙船「神舟13号」の帰還モジュール。(北京=新華社配信)
【新華社北京9月20日】中国北京市で第12回北京科学カーニバルが15~30日の日程で開かれ、さまざまなイベントが実施されている。
今年のカーニバルは「全国科学普及日の北京メイン会場の活動」「首都科学普及共同行動」「北京クラウド科学カーニバル」の三つの部門からなる。うち、北京科学センターで21日まで開催の「メイン会場の活動」では、有人宇宙船「神舟13号」の帰還モジュールを一般向けに初公開する。帰還モジュールのパラシュートや運搬ロケット「長征3号A」の残骸など、宇宙船に関する貴重な実物も展示し、仮想現実(VR)を利用したインタラクティブ体験と合わせて、没入型の体験空間を構築する。
会期中には、院士(アカデミー会員)や専門家による報告会のほか、ロケット製作や月面基地組み立てなどの活動も予定している。