8日、伝承基地で紙をつるす職人。(合肥=新華社記者/劉軍喜)
【新華社巣湖9月13日】中国安徽省巣湖市に伝わる紙箋加工技術は、伝統的な製紙工芸技術の延長線上にあり、紙に再加工を施すことで、紙の質や見た目がより良くなる。同市黄麓鎮にある紙箋加工技術の伝承基地は長年、「粉蝋箋」(中国古代の高級な便箋紙の一つで、書画に用いる宣紙に鉱物で作られた白い粉を振りかけ、ろうを塗り、金や銀を用いてさまざまなデザインを書き上げていく伝統的な紙工芸)の製造と伝承に力を入れてきた。これを基礎とし泥金箋や朱砂箋、流沙(墨流し)箋、刻画箋など、一連の紙箋加工技術を相次いで復元した。ここ数年は、紙箋加工技術の展示や体験活動を通して、より多くの若者が同技術の伝承に興味を示すようになっている。pagebreak
8日、伝承基地で「粉蝋箋」に図案を描く職人。(合肥=新華社記者/劉軍喜)pagebreak
8日、伝承基地で流沙箋の制作を体験する愛好者。(合肥=新華社記者/劉軍喜)pagebreak
8日、伝承基地で流沙箋を使ってうちわ作りを体験する愛好者。(合肥=新華社記者/劉軍喜)pagebreak
8日、伝承基地で流沙箋を使ってうちわ作りを体験する愛好者。(合肥=新華社記者/劉軍喜)pagebreak
8日、伝承基地で紙をつるす職人。(合肥=新華社記者/劉軍喜)