「中国企業500強」発表、合計年間売上高は100兆元超

「中国企業500強」発表、合計年間売上高は100兆元超

新華社 | 2022-09-08 10:00:11

 【新華社北京9月8日】中国企業連合会と中国企業家協会は6日、記者会見を開き、中国企業を2021年の業績に基づいて順位付けした「2022中国企業500強」ランキングを発表した。500社合計の年間売上高は初めて100兆元(1元=約21円)の大台を突破し102兆4800億元に達した。前年比14・1%の伸び率は10年ぶりの高水準だった。

 中国企業連合会の朱宏任(しゅ・こうじん)常務副会長兼理事長は席上、「2022中国企業500強」ランキング入りの最低ラインは大きく高まり、500社の経営規模は新しい段階に入ったと指摘。また、製造業企業が急成長し、イノベーション主導型発展が引き続き強化され、国際的なステータスや影響力がさらに確固としたものになったと述べた。

 さらに、百年来の変動と世紀の感染症流行が重なる特殊な背景の下で、中国大企業の典型・代表である中国500強企業は、安定の中で前進を求める活動基調を徹底し、質の高い発展に力を入れ、より強く、より良く、より大きくなどの各面で新たな進展を遂げたと指摘した。

 500位になった企業の売上高は、前年より53億8900万元多い446億2500万元だった。送電大手の国家電網、石油大手の中国石油天然気集団(中国石油、CNPC)と中国石油化工集団(中国石化、シノペックグループ)がトップ3に名を連ねた。500強のうち、年間売上高が1千億元を超えた企業は22社増の244社、1兆元の大台に乗った企業は12社だった。

 「2022中国企業500強」の親会社に帰属する純利益は合計4兆4600億元で、前年の500強に比べ9・6%伸びた。売上高研究開発費率は0・04ポイント上昇の1・81%だった。ランクイン企業の業種別構成が引き続き変化しており、製造業企業が7社増えて256社となった。

 「中国企業500強」ランキングは21年連続して発表されており、中国の大企業の継続的な発展と成長の軌跡を生き生きと記録している。

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