23日、南佐遺跡中核エリアの大型宮殿建築発掘現場。(小型無人機から、慶陽=新華社記者/李賀)
【新華社慶陽8月31日】中国甘粛省慶陽市西峰区南佐村にある南佐遺跡は、約5千年前の仰韶(ぎょうしょう)文化後期から廟底溝(びょうていこう)第2期文化にかけての、高位者が居住していたと思われる大規模集落遺跡。
ここ2年で実施された新たな発掘調査では、同時代で国内最大規模の室内面積を持つ単体建築が相次ぎ発見されたほか、精巧な土器や大量の炭化イネなどの重要な遺物や遺構が出土している。黄土高原地域でこれらの新発見は非常に珍しく、黄河中流と黄土高原、特に甘粛省東部地域が中華文明の起源と形成過程で担った重要な役割を客観的に理解し、5千年余りの中国文明史を実証する上で重要な意義を持つ。pagebreak
23日、甘粛省慶陽市董志塬(とうしげん)にある南佐遺跡中核エリアの大型宮殿建築発掘現場。(小型無人機から、慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡の発掘現場で、遺跡の検証に訪れた学者に発掘状況を説明する合同発掘チームのリーダー、中国人民大学歴史学院考古文博学部の韓建業(かん・けんぎょう)教授(右端)。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡中核エリアの大型宮殿建築発掘現場を検証する考古学者ら。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
25日、南佐遺跡の研究基地で、出土した大量の土器片を整理する発掘スタッフ。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
25日、南佐遺跡の研究基地で、出土した大量の土器片を整理する発掘スタッフ。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
25日、南佐遺跡から出土した土器を修復する文化財修復スタッフ。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
25日、南佐遺跡から出土した土器を修復する文化財修復スタッフ。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡中心エリアの大型宮殿建築の発掘現場で、白灰面(はくかいめん)と呼ばれるしっくいで固められたかまど跡を紹介する西北工業大学文化遺産研究院から合同発掘チームに参加した研究者(左端)。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡中核エリアの大型宮殿建築発掘現場で遺跡を研究する蘭州大学資源環境学院の植物考古学者。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡中核エリアの大型宮殿建築発掘現場で、炭化イネを見せる甘粛省文物考古研究所から合同発掘チームに参加した研究者。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡の中核エリアに分布する大型版築(はんちく)基壇の状況を調査する合同発掘チームのリーダー、中国人民大学歴史学院考古文博学部の韓建業(かん・けんぎょう)教授。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
25日、南佐遺跡から出土したふた付き彩陶小口細頸平底瓶(さいとうこぐちほそくびひらぞこびん)を見せる発掘スタッフ。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡の研究基地で、出土土器を手に取る合同発掘チームのリーダー、中国人民大学歴史学院考古文博学部の韓建業(かん・けんぎょう)教授。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
25日、南佐遺跡から出土した箍白泥付加堆文夾砂陶罐(こはくでいふかついもんきょうさとうかん)を見せる発掘スタッフ。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
25日、南佐遺跡から出土した骨器。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡から出土した白陶土器片を見せる発掘スタッフ。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡から出土した厚さ3~5ミリの白陶土器片を見せる発掘スタッフ。(慶陽=新華社記者/李賀)pagebreak
23日、南佐遺跡から出土したれんが。(慶陽=新華社記者/李賀)