米国の「CHIPS法」成立に断固反対 中国商務部

米国の「CHIPS法」成立に断固反対 中国商務部

新華社 | 2022-08-19 08:10:49 | 編集:  

 【新華社北京8月19日】中国商務部の束珏婷(そく・かくてい)報道官は18日のオンライン定例記者会見で、米国が自国の半導体産業に巨額の補助金と税制優遇を提供する「CHIPS and Science Act」(CHIPS法)を成立させたことについて、「中国は断固反対する。その実施状況を引き続き注視し、必要に応じて強力な措置を講じて自らの合法的権益を守る」と表明した。

 束報道官は次のように強調した。米国で成立した「CHIPS法」は、典型的な差別的産業支援策だ。その一部条項は関連企業の中国における正常な経済・貿易・投資活動を制限しており、明らかな差別的性質を持っている。これは市場の法則と国際的な経済・貿易ルールに著しく違反し、世界の半導体サプライチェーン(供給網)にねじれを生じさせ、国際貿易に混乱をもたらすものだ。

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