「民主と人権」を「私物」とするペロシ氏は人々の嘲笑を買うだけ 国台弁

「民主と人権」を「私物」とするペロシ氏は人々の嘲笑を買うだけ 国台弁

新華社 | 2022-08-04 11:40:34 | 編集:

 【新華社北京8月4日】中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光(ば・ぎょうこう)報道官は3日、ペロシ米下院議長が同日、台湾の「景美人権文化園区」を訪問し、いわゆる「人権・民主活動」分子と面会したことについて記者からコメントを求められ、次のように述べた。

 われわれはペロシの類いに対し、「民主と人権」を「私物」として扱うやり方は人々の嘲笑を買うだけだと申し渡す。また、民進党当局に対し、「民主と人権」を掲げて反中勢力を引き込み、両岸(中国の大陸と台湾)対立を扇動し、国家を分裂させる行為が目的を達成することは決してないと申し渡す。

 今回の訪問はペロシ氏が一貫した反中、反共産党の立場とイデオロギー的偏見に基づき、民進党当局の協力を得て上演した茶番劇だ。

 周知の通り、ペロシ氏を含む米国の反中政治屋は自国内の劣悪な人権状況を無視し、長期にわたっていわゆる「民主と人権」を政治化、道具化し、他国の内政にみだりに干渉し、至る所で対立や衝突を起こし、世界の人権事業の発展に深刻な損害を与えている。中間選挙を控えた米国で、一家のスキャンダルが絶えないペロシ氏が台湾問題で持ち出したいわゆる「民主と人権」の口実は、私利私欲のために過ぎない。同氏が後ろ盾になってたきつけるのは、反中分子、乱港(香港を混乱させる)勢力、国家政権転覆罪の元受刑者などであり、彼らはもともと米国の反中勢力のために働く道具であり、操り人形だ。民進党当局が口にするいわゆる「民主と人権」は、「反中抗中(中国に反対し、対抗する)」を扇動し、「台湾独立」を企てる勢力による挑発行為の隠れみのになっている。

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