中国山東省の微山湖、生態環境保護に取り組み国家５Ａ級観光地に

 ７月２１日、微山湖観光区を散策する観光客。（済寧＝新華社記者／徐速絵）

 【新華社済寧８月１日】中国文化・観光部はこのほど、国内１２カ所の観光風景区を国家５Ａ級（最高ランク）に決定したことに関する公告を発表し、山東省済寧（さいねい）市微山県の微山湖観光区などを新たに国家５Ａ級観光地に指定した。同観光区は面積７６・７８平方キロで、区内には微山湖エリア、微山湖国家湿地公園、微山島などさまざまな生態学的景観がある。中国南部の水を北部に送る「南水北調」プロジェクトの送水ルートと水源調整・貯水区でもある。

 微山県はここ数年、生態環境保護型の風景区づくりに力を入れてきた。汚染対策や魚の増殖・放流、養殖場を湿地に戻すなどの措置を取って地表水の水質を「良好（３類）」に保ち、魚類を１００種近く、水生植物を７８種まで回復させた。pagebreak

７月２１日、微山湖観光区で野鳥を撮影する写真愛好家。（済寧＝新華社記者／徐速絵）pagebreak

７月２１日、微山湖観光区の湿地に生息する野鳥。（済寧＝新華社記者／徐速絵）pagebreak

７月２１日、微山湖観光区の湿地に生息する野鳥。（済寧＝新華社記者／徐速絵）pagebreak

７月２１日、遊覧船で微山湖観光区を周遊する観光客。（小型無人機から、済寧＝新華社記者／徐速絵）pagebreak

７月２１日、微山湖観光区内にある微山湖国家湿地公園と水質モニタリングステーション。（小型無人機から、済寧＝新華社記者／徐速絵）