【新華社北京7月26日】中国北京市で25日、第1回北京文化フォーラムが開幕した。黄坤明(こう・こんめい)中国共産党中央政治局委員・中央宣伝部長が出席し、あいさつした。
黄氏は習近平(しゅう・きんぺい)総書記の社会主義文化建設に関する重要な論述を深く学び、徹底し、実行しなければならないと強調。文化建設の精神を堅持し、先進文化の方向性を固める必要があると述べた。北京文化フォーラムを、文化の発展を建言し、文化の革新を促進する新たな一流プラットフォームにするとともに、中国の趣と国際的影響を持つ文化ブランドに育て上げ、国内の文化センター建設をよりよく促進し、社会主義文化強国の建設に新たな貢献をすべきだとの考えも示した。
中国の文化建設は中国共産党第18回全国代表大会(2012年11月)以降、歴史的な成果と変革を成し遂げ、新時代における中国の自信と自彊(じきょう)、正しさを守りつつ革新する文化的下地を示し、団結して奮闘し、意気盛んに向上を目指す中国人民の精神のありさまを際立たせたとも指摘。新たな征途において文化建設の新局面を切り開き、思想のたいまつを高く掲げ、真実と信念の光で文化の発展方向を導き、全党・全国人民が団結奮闘する共通の思想の基礎を固める必要があると述べた。文化に対する自信を固め、保護と活性化という大仕事を成し遂げ、基礎を固めて正しさを守りつつ革新を図り、中華文化の時代の光彩を輝かせるべきだとし、人民中心を堅持して文化の質の高い発展を推進し、改革と革新、活力の喚起により人民の精神文化に対するニーズを満たさなければならないとも語った。文明間の対話を深化させ、文化的なつながりを強め、交流と相互学習、物語を通じて中華文明のイメージを示す必要があるとも表明した。
開会式には蔡奇(さい・き)中国共産党中央政治局委員・北京市党委員会書記も出席し、スピーチした。
北京文化フォーラムは「継承、革新、相互学習」をテーマとし、メインフォーラムと四つのサブフォーラム、関連活動で構成される。