中国雲南省から東部向けの送電量、1~6月は52%増

中国雲南省から東部向けの送電量、1~6月は52%増

新華社 | 2022-07-23 08:38:24 | 編集:

 【新華社昆明7月23日】中国送電大手、中国南方電網傘下の雲南電網はこのほど、西部の電力を東部に送る中国のエネルギー戦略「西電東送」プロジェクトにより、雲南省が今年1~6月に域外に供給したクリーンエネルギーが前年同期比52・0%増の758億キロワット時だったと発表した。

 同省では年初から供給水量が豊富で増水期が早かったことなどから、一定規模(主要事業の年間売上高2千万元、1元=約20円)以上の工業企業の発電量と水力発電量がともに過去最高を更新した。一定規模以上の工業企業の発電量は17・3%増の1718億6100万キロワット時で、うち水力発電量は31・4%増の1333億3500万キロワット時。クリーンエネルギー発電の全体に占める割合は86・6%と、前年同期から5・4ポイント拡大した。上半期の全社会電力使用量は5・5%増の1128億8300万キロワット時だった。 

 クリーンエネルギーの域外送電量は2016年から累計1兆キロワット時を超えた。標準炭換算で約3億1千万トンの節約、二酸化炭素(CO2)排出量8億2千万トンの削減に相当する。

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