中国生態環境の質、上半期は引き続き改善

中国生態環境の質、上半期は引き続き改善

新華社 | 2022-07-11 16:18:50 | 編集: 陈雨宁

   【新華社北京7月11日】中国生態環境部の責任者はこのほど、2022年上半期(1~6月)の全国の生態環境の質について、改善が続いていると明らかにした。

   大気環境では、地級以上の都市の平均優良日数率は84・6%と前年同期比で0・3ポイント上昇し、微小粒子状物質(PM2・5)の平均濃度は1立方メートル当たり32マイクログラムで5・9%低下した。地域別に見ると、平均優良日数率は京津冀(北京市、天津市、河北省)および周辺地域で1・3ポイント上昇、長江デルタ地域で5・4ポイント低下、汾渭平原(汾河平原、渭河平原)で5・1ポイント低下し、PM2・5濃度はそれぞれ4・1%低下、2・9%上昇、4・3%上昇だった。地級以上の都市のオゾン濃度は平均で1立方メートル当たり144マイクログラムで4・3%上昇した。

   地表水については質の改善が進んでおり、水質が優良(1~3類)とされる断面の割合は4・0ポイント上昇の85・7%で、劣悪(5類)は0・8ポイント低下の1・1%だった。重点流域では優良断面の割合が3・8ポイント上昇の87・3%、劣悪が1・0ポイント低下の0・8%となった。うち長江流域では優良断面の割合は2・0ポイント上昇の97・0%、劣悪断面の割合は0・4ポイント低下してゼロになった。黄河流域では優良断面の割合は5・8ポイント上昇の82・4%、劣悪が2・3ポイント低下の3・4%。

   1~6月には、全国的に土壌環境状況、地下水環境の質、自然生態状況、音環境の質が全体的に安定している。

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