中国福建省で海上訓練実施　化学物質の流出を想定

   ２８日、水を噴射しながら訓練海域を航行するタグボート。（小型無人機から、福清＝新華社記者／魏培全）

   【新華社福清６月２９日】中国福建省福清市の興化湾海域で２８日、「２０２２年福建沿海海上危険化学物質流出総合対応訓練」が実施された。延べ２６０人が参加し、船舶２１隻、救助ヘリコプター１機、無人機２機のほか、流出油の処理装置が大量に投入された。

   同省ではここ数年、臨海部での化学工業の急速な発展を受け、沿岸海上で危険物の輸送量が増加した。昨年１年間に省内の港湾から危険物を搬入・搬出した船舶は延べ２０万隻を超えた。pagebreak

   ２８日、船員を救出する交通運輸部東海第２救助飛行隊のヘリ。（福清＝新華社記者／魏培全）pagebreak

   ２８日、救助訓練に参加したヘリと船舶。（福清＝新華社記者／魏培全）pagebreak

   ２８日、危険物を積んだ船舶から乗組員を移乗させる捜索救助船（白い小型船）。（福清＝新華社記者／魏培全）pagebreak

   ２８日、流出油の処理訓練に参加した船舶。（小型無人機から、福清＝新華社記者／魏培全）