日本は台湾問題に口出す資格ない 中国国防部

日本は台湾問題に口出す資格ない 中国国防部

新華社 | 2022-05-27 07:19:55 | 編集:

   【新華社北京5月27日】中国国防部の呉謙(ご・けん)報道官は26日の定例記者会見で、日本の防衛省がまとめた2022年版防衛白書の素案が「台湾をめぐる情勢の安定は日本の安全保障にとっても重要」と記載したことと、このほど台湾を訪れた自民党青年局代表団のメンバーが「日本は台湾問題を自身の問題として見ている」という趣旨の発言をしたことについてコメントを求められ、次のように述べた。

   台湾問題は完全に中国の内政であり、日本が口出しや手出しをすることを許さない。周知の通り、日本はかつて侵略拡張の手段で台湾を奪い、50年間の植民地支配を行った。その犯罪行為は筆舌に尽くしがたい。日本に台湾問題であれこれ言う資格はまったくない。

   歴史的また現実的要因により、日本の軍事と安全保障の動向はずっと国際社会の関心を集めてきた。われわれは日本に対し、歴史の教訓を深くくみ取り、自らの罪責をしっかり反省し、実際の行動でアジアの隣国の信頼を得るよう求める。

   日本が護衛艦「いずも」などを中国海軍の空母「遼寧」の追跡監視に当たらせたことについては、次のように述べた。

   日本の近距離による追跡・妨害活動は非常に危険だ。誤解や判断ミス、海空の不測の事態を招きかねない。日本の行動は双方の相互信頼にマイナスになるだけでなく、双方の艦艇と航空機、人員の安全に対する大きな脅威にもなる。中国は日本に対し、一切の無意味な妨害活動をやめ、実際の行動で二国間関係と地域の平和と安定を守るよう求める。

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